SSブログ

百聞は一見に如かず [お気に入り]

 百聞は一見に如かずの続きがあったはずですけど、何だったかなぁと思い調べていたら、いくつかの説があるんですねぇ。

 百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず。
 百聞は一見に如かず、百見は一験に如かず。
 百聞は一見に如かず、百見は一試に如かず。

 見るだけでなく考えろ、考えるだけでなく行動しろ、あるいは見るだけでなく体験しろ、試行しろということで、いずれも実際にやってみろということを説いています。
 今はインターネットで世界中の情報がすぐに見られるし、バーチャルでなんちゃって体験もいろいろできますけど、やっぱりちゃんと体を使って自分で体験する、行動することに勝るものはないということでしょうか。


nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 2

コメント 1

日下部太郎

「百聞以不如一見 百見以不如一考 百考以不如一行」を作ったのは誰か?

はじめまして、日下部と申します。

貴方のHPに「百聞は一見に如かず」の記載がありました。

ことわざ「百聞は一見に如かず(百聞不如一見)」は漢書(趙充国伝)の中の言葉で、
この意味は「何度繰り返し見ても一度実際に見ることには及ばない」です(注1)。
この「百聞不如一見」の後に「百見以不如一考 百考以不如一行」と加えた造語を
誰かが作りました。
誰がこの造語を作り、どのように広がっていったのかを知りたいのですが、
ご存知ありませんか。ご存知でしたら紹介していただけませんか。
誰から聞いたかを教えていただければうれしいです。

検索サイト「Google」において
キーワード「百聞 一見 百見 一考 百考 一行 」、
期間1980/1/1~2008/12/31として検索し、
「百聞は一見に如かず、一見は…」と続く造語を紹介したサイトを抽出したところ、
200サイトありました(注2)。
最初のものは2000年の学校の広報誌でした(注3)。
「これも私の造語の1つです。」と記載のあるものは1サイトで企業社長のものでした(注4)。
この200サイトのうち連絡できるものについて本メールを送付させて頂いています。
回答いただければ嬉しいです。


(注1)漢書(趙充国伝)の一文
「百聞不如一見、兵難?度、臣願馳至金城、図上方略」

(注2)
検索期間           : 件数
1970/1/1~1999/12/31 : 0
2000/1/1~2000/12/31 : 1
2001/1/1~2001/12/31 : 3
2002/1/1~2002/12/31 : 3
2003/1/1~2003/12/31 : 7
2004/1/1~2004/12/31 : 12
2005/1/1~2005/12/31 : 29
2006/1/1~2006/12/31 : 28
2007/1/1~2007/12/31 : 49
2008/1/1~2008/12/31 : 69

(注3)なるたけ旬の春日丘をと・・・春日丘PTA新聞「はるかぜ」
http://www.vega.or.jp/~sokonsha/Kasugaoka/pta_news2.htm

(注4)実践!書く力:JFEホールディングス社長 數土文夫
http://president.jp.reuters.com/article/2008/10/21/64A6F7C8-9416-11DD-A183-F8213F99CD51-1.php

(参考)「百聞不如一見」の最初の引用
新聞雑誌-一三号・明治四年(1871)九月
「右は所謂百聞不如一見の理にして最も易簡?経の開智明識手段に付」
(出典:日本国語大辞典 第二版 第十一巻(2001年11月10日発行)小学館)
by 日下部太郎 (2009-10-12 10:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。