気になる 牛乳の話1 [ヨーグルト・乳清タンパク]
少し前のことになりますが、朝日新聞の生活面「あなたの安心」のコーナーで、「気になる 牛乳の話」というのが5回にわたって掲載されていました。
1回目は成分調整牛乳の話で、記事にあるように、最近店頭では成分無調整のものよりも目立つところに成分調整牛乳が置いてあることもあります。私はヨーグルト自製用に牛乳を買っているのですが、ヨーグルトは乳脂肪が多いもののほうが固まりやすく、成分調整牛乳では上手くいきません。以前は成分調整牛乳なんで隅のほうにあるだけだったと思うのですが、最近は安くて目立っているので、牛乳を買うときには気を付けなければならなくなってしまいました。
「成分調整」割安感で人気
牛乳の消費量が減り続けている。農林水産省の食料需給表によると、1人あたりの1日の牛乳消費量は2007年に95.5グラムと、10年前より13%減少した。
そんな中で、昨年3月に発売された森永乳業の「まきばの空」が売り上げ好調だ。09年のヒット商品の一つに数えられるほど。発売後1年で販売総数1億本を突破した。
「生乳のもつコクを生かしながらも、すっきりとした味わいが特長です」と同社。ただ、この商品は厳密な意味での「牛乳」ではない。
牛乳類の規格は厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令)で定められている。
そこで「牛乳」は、牛から搾った生乳に何も加えたり取り去ったりしない成分無調整で、乳脂肪が3.0%以上あり、無脂乳固形分8.0%以上のものとされている。無脂乳固形分とは、たんぱく質、乳糖、ミネラル、ビタミンなどのことだ。
生乳から水分や乳脂肪分の一部を取り去ったものが「成分調整牛乳」。「まきばの空」もこの種類で、乳脂肪分が2%台に抑えてある。
成分調整牛乳は昨年から急速に伸びている。日本酪農乳業協会によると昨年より、市場は約1.5倍に広がったという。昨春、乳業メーカーは飼料になる穀物価格の高騰のため牛乳を10~20円ほど値上げした。一方で成分調整牛乳の値上げは小幅に抑えた。
「もともと牛乳より低価格だった成分調整牛乳との価格差がさらに開き、割安感が増した」と、同協会参事の児玉康エ門さん。成分調整牛乳の方が安いのは、取り除いた乳脂肪分が生クリームやバターなどの原料になるからだ。
牛乳と成分調整牛乳、飲んで区別できる? 児玉さんは「乳脂肪分が3%近くある成分調整牛乳なら、注意深く飲み比べないと違いはわからないのでは」と言う。「安い牛乳」と思って買っている消費者も多いかもしれない。
家のは成分無調整でした。。。
1週間に大人2人と猫4匹で牛乳を3~4本の消費です^^;。
by バロックが好き (2010-04-30 21:50)