イリノテカン投与8回目 [胃がん再発転移]
昨日は いつもの間隔で2週間ぶりにがんセンターに行ってきました。いつものように採血を行ってから、主治医の診察となります。
むくみはどうですかと聞かれて、すねを見られました。むくみの状態を見るには、すねが一番わかりやすいそうです。で、見たところ、むくんではいないということでした。前回処方された利尿剤ラシックスが効いているのかなぁということで、引き続きラシックスは服用していきます。
あとは、私のほうからいくつか質問をしました。
ハーセプチンという分子標的治療薬があり、主に乳がんに使用されている薬なのですが、2011年3月に胃がんにも適応になっています。これはがんのタイプによって効くものと効かないものがあり、それを検査しなければなりません。
私の場合どうでしょうかと聞いたところ、検査するにはがんの組織が必要であり、胃全摘の手術をした地元の病院と連絡を取り、すぐに調べてくれるとのことでした。以前にがんセンターで胸水穿刺をしており、その胸水で検査できないのですかと聞いたのですが、胸水や腹水ではだめで、やはりがんの組織でなければならないそうです。先生のほうから、摘出したがん組織が保存してあるであろう地元の病院と検査の調整をしてくれるそうです。
すぐに調べてくれるというのはありがたいのですが、こういうことってこちらから言わないと動いてくれないんですねぇ。
あと、この前講演会で聞いてきたがんペプチドワクチン療法についても聞きました。講演会でも言われていたように、いくつかの病院で治験は行われていますが、なかなか条件に合うところはありません。これも私のほうで探すしかないのですが、もし条件に合う治験があれば、試してみる価値はあるということでした。
条件によっては、ワクチン治療を行う場合は抗がん剤治療を併用できないというものもあるのですが、今の抗がん剤イリノテカンは効いているのかどうかわからないので、ワクチン治療に変更するという選択も十分に考えられるということでした。
血液検査の結果には問題はなく、診察の後は予定通りイリノテカンを前回と同様に多めの300mg(200mg/m2)投与してきました。
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