緩和ケア病棟入院2回目@逆流性食道炎

　前回退院した翌日（6月13日）の夕方に数回嘔吐してしまいました。

　その後、持ち直していたのですが、喉が熱いような感じで痛くなってきました。
　周期的に強弱がありましたが、だんだん痛みが引きにくくなり、頓服鎮痛剤オキノームを服用して対応していました。

　先週の土曜日（6月16日）から、緑色の液体を断続的に吐いてしまうようなり、喉・胸に強い胸焼けのような痛みも続いて、食事が摂れなくなってしまいました。
　手術後からガナトン錠・フオイパン錠（=カモステート錠）等の薬をずっと飲んでいましたが、前回緩和ケア入院時に、薬の量が多すぎてしまうからと、これらを止めていました。が、フオイパンが逆流性食道炎の予防に結構効いていたのかと思い、手元に残っていたフオイパンを自己判断で飲み、少し楽になったように感じました。
　しかし、食べられないのと、胸の痛みがどうしようもなく、元々通院予定日だった月曜日（6月18日）に病院に行き、入院させてもらうことにしました。

　栄養輸液や吐き気止めの点滴をして様子をみましたが、劇的に良くなるということはなく、嘔吐も繰り返していました。吐き気止めとしてはセレネースという薬剤が使われていました。
　それでも、少しずつ重湯・スープ等は摂れるようになり、薬剤を検討しました。（逆流性食道炎以外の再考も含む。）

6月19日昼食後からマグラックス錠1回2錠×1日3回（用量変更）
6月20日朝食後からリンデロン錠1回3錠×1日2回（用量変更）
6月20日夕食後からタケプロンOD錠15 1回1錠×1日1回
　　　　　　　　　　　　マルファ配合内服液1回10ml×1日3回＋頓服
6月20日就寝前からジプレキサ錠2.5mg 1回1錠×1日1回（吐き気止めの点滴セレネースの代替）
6月21日12時からフェントステープ2mg貼付（オキシコンチンの代替）
6月21日夕食後からガスモチン錠1回1錠×1日3回

　昨日（6月22日）の時点で、胸のムカムカや食後の嘔吐はまだあったのですが、胸の焼けるような痛みはなくなったため、退院して、自宅で療養することにしました。

　消化管の一部が詰まっていて、食べたものがうまく下りていかず、逆に食事による刺激で分泌される消化液や胆汁酸を嘔吐してしまっているという感じです。
　これからは食べやすいものを少しずつでも食べていって、この状態を保っていこうという方針です。

　幸いなことに、前回の入院時に問題となったお腹の膨れ（腹水の貯留）は今のところ目立っておりません。
　また、がんによる痛みもなく、頓服として処方されている鎮痛剤オキノームは入院中一度も使用しませんでした。
　これらの不安が減っていた分については、助かりました。

　これから服用していく薬をまとめると次のようになります。かなり大量ですよねぇ。

朝食後
・ラシックス錠　1錠
・アルダクトンA錠25mg　2錠
・カロナール錠300mg　2錠
・リンデロン錠0.5mg　3錠
・フオイパン錠100mg　1錠
・ガスモチン錠5mg　1錠
・マグラックス錠250mg　2錠
・マルファ配合内服液　10ml
午前10時
・フェントステープ2mg　1枚貼替
昼食後
・カロナール錠300mg　2錠
・リンデロン錠0.5mg　3錠
・フオイパン錠100mg　1錠
・ガスモチン錠5mg　1錠
・マグラックス錠250mg　2錠
・マルファ配合内服液　10ml
夕食後
・カロナール錠300mg　2錠
・フオイパン錠100mg　1錠
・ガスモチン錠5mg　1錠
・タケプロンOD錠15mg　1錠
・マグラックス錠250mg　2錠
・マルファ配合内服液　10ml
就寝前
・カロナール錠300mg　2錠
・ジプレキサ錠2.5mg　1錠
・マイスリー錠5mg　1錠

　新たに処方された薬

タケプロンOD錠15mg：消化器用剤。プロトンポンプ阻害剤。1回1錠×1日1回
マルファ配合内服液：1回10ml×1日3回+頓服。
ジプレキサ錠2.5mg：吐き気止め。1回1錠×1日1回（就寝前）。
フェントステープ2mg：オキシコンチンの代替。1日1枚貼付。
ガスモチン錠5mg：消化管運動賦活薬。1回1錠×1日3回。

コメント 1

お大事に～d(>_･ )ｸﾞｯ!
by こぼん (2012-06-24 13:46)