ティーエスワン/シスプラチン療法 1クール目終了

　これまで、入院をはさんでティーエスワン/シスプラチン療法を行ってきましたが、今朝でTS-1の投与期間が終わりました。
　この療法のスケジュールは下図のようになります。基本的には、経口の抗がん剤TS-1を3週間摂取し、8日目に点滴の抗がん剤シスプラチンを入院して投与するのですが、私の1クール目は変則的でした。

　TS-1投与初日を基準にしてまとめますと、次のようになります。

1日目	地元の病院にてTS-1を処方
6日目	PET-CTの結果を得、がんセンターに診療予約
10日目	がんセンター初診
12日目	がんセンター入院
13日目	シスプラチン投与
22日目	TS-1投与終了

　まだ、PET-CTの結果も出ず、がんセンターに移るかどうかも決める前に、手術以来お世話になっていた地元の病院の先生がTS-1を処方してくれました。このときはシスプラチンの話は一切なかったので、ティーエスワン単独療法を考えていたのではないかと思います。
　その後、PET-CTの結果を見て、やはり専門の先生に診てもらったほうがいいだろうとのことで、がんセンターに診療予約を入れました。
　がんセンターでは、私が既にTS-1を飲み始めていたため、TS-1の投与期間中に1回シスプラチンを打たないとということで、通常8日目に投与するところを13日目にシスプラチンを投与しました。
　地元の先生がどこまで考えてTS-1を処方してくれたのかどうかはわかりませんが、結果的に、地元の病院とがんセンターが連携してティーエスワン/シスプラチン療法の1クール目が行われたことになります。
　がんセンターに移ってから1クール目を始めるよりも、大分治療開始が早まっていたことになり、ありがたいことでした。