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温熱療法16・17回目 [胃がん再発転移]

 先週の金曜日に16回目、昨日火曜日に17回目の温熱療法を行ってきました。
 照射はいつものように55分間行っています。

 昨日の照射終了後は、週1回行っている免疫賦活剤レンチナンの注射も行いました。

 前回に続いて、温熱療法中に流すCDを各日それぞれ1枚ずつ持参しました。
 一つ目は島崎路子さんの「フルーレ」、二つ目は古内東子さんの最初のベストアルバム「TOKO〜best selection」です。
 懐かしいCDを聞いていると、あっという間に時間が過ぎてしまうような気がします。

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温熱療法14・15回目 [胃がん再発転移]

 先週の金曜日に14回目、昨日火曜日に15回目の温熱療法を行ってきました。
 照射はそれぞれ55分間行いました。

 このところ、腹水に対処するために利尿剤のラシックスを飲んでいますが、そのせいかお腹の膨れが小さくなっています。そのため、温熱療法の際お腹側と背中側から当てている電極の間の距離が短くなっている気がします。「もう少しいいですか?」と聞かれながら、結構電極を押し付けられます。まぁ、苦しいほどに押されているわけではないし、電極間の距離は短いほうが効率もいいでしょうから構いませんが。

 昨日の照射終了後は、週1回行っている免疫賦活剤レンチナンの注射もしてきました。

 前回に続いて、温熱療法中に流すCDを各日それぞれ1枚ずつ持参しました。
 一つ目は鈴里真帆さんのファーストアルバム「Girlly」です。以前、BayFMをよく聞いていたのですが、よく聞く時間帯にたまたま鈴里真帆さんがパーソナリティをしている番組があって、そこで聞いて気に入っていました。
 二つ目は佐野量子さんのこれもファーストアルバムになる「あなたの背中を見つめながら」を持っていきました。佐野量子さんは現在、騎手の武豊さんの奥さんになっていますね。

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イリノテカン投与9回目 [胃がん再発転移]

 昨日は 2週間ぶりにがんセンターに行ってきました。いつものように採血を行ってから、主治医の診察を受けました。

 この数週間、腹水に対処するために利尿剤のラシックスを服用していますが、ラシックスを飲むと喉が渇きます。体内の余分な水分を排出するために飲んでいるのに、口から水分をたくさん摂ってしまっていいのですか?と聞いたところ、そういったことも見込んであるので、体が要求する分は摂ってもいいとのことでした。また、血液検査の腎臓関係の数値に問題はないので、気になるなら水分摂取を控えてもいいですよとも言われました。
 抗がん剤投与中は一般的に水分をたくさん摂取したほうが副作用が軽くなると言われているのですが、どうすればいいのでしょうかねぇ。まぁ、自分の体と相談しながら適当に飲むようにします。

 血液検査の結果はいつも通りで、予定通り抗がん剤イリノテカンを300mg投与してきました。
 この量は私の体格では200mg/m2(体表面積1m2当たり200mg)の投与をしていることにになります。イリノテカンの用法・用量を見ると、「150mg/m2を2週間間隔で2~3回点滴静注し、少なくとも3週間休薬する」と書いてあるのですが、私の場合は量も多めで、休薬期間もなく2週間間隔で連続して投与しております。それでも、軽微な副作用だけで済んでいるのでありがたいことです。

 昨日は腫瘍マーカーも測定しました。CA19-9は半年間上昇し続けておりましたが、やっと止まりました。CA19-9は誤差程度のわずかな差しかありませんが、CA125も下がっているので、なんとなく一息ついた感じです。

測定日11/712/71/182/153/144/11正常値
CEA0.70.70.80.91.41.5  5.0ng/ml以下
CA19-981142 1593  5600 7300 6770 37U/ml以下
CA125314340536742 35U/ml以下

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温熱療法13回目 [胃がん再発転移]

 昨日は13回目の温熱療法を行ってきました。温熱療法は毎週火曜日と金曜日に行っていますが、先週の金曜日は私用でできなかったため、前回からは1週間ぶりになります。
 照射は55分間行いました。最近先生から出力ワット数について聞かされていないのですが、今日は途中で看護師さんが、"最初1,280Wでセットしたが自然に上昇して1,350Wになっている"と教えてくれました。装置のMAXは1,500Wなのですが、先生は電流値やその他の値も見て調整しているのだと思います。
 照射終了後は免疫賦活剤レンチナンの注射も行いました。

 このクリニックでは、温熱療法中CDを流してくれて、好きなCDを持ってきていいと言われていたのですが、これまでおまかせで流してもらっていました。ただ、治療回数も多くなってきて、それほどCDが多くあるわけでもなく、看護師さんもどういうものを流していいのか困っているようでした。
 で、私が昔に集めたCDコレクションが実家に置いてあったのですが、この前TDRに行ったときに親に持ってきてもらったので、これからはCDを持ち込もうと思っています。

 昨日は亜波根綾乃さんのファーストアルバム「A-ray」を持っていってみました。発売された当初は結構聞いていたものなので、懐かしかったですね。


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温熱療法11・12回目 [胃がん再発転移]

 先週の金曜日に11回目、昨日(火曜日)は12回目の温熱療法を某クリニックで行ってきました。
 11回目は、前回と同様の出力で55分間の照射を行い、終了後は免疫賦活剤レンチナンの注射も行いました。
 12回目も同様に55分間の照射でした。また、次の金曜日は私用でクリニックに行けないため、続けてになりましたが、昨日もレンチナンの注射を行い、これまでと同量の2mgを打ちました。
 レンチナンは週1回注射していて、これまで金曜日に行っていましたが、これからは火曜日に打つことになるようです。
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「がん細胞事典」編集始まる [胃がん再発転移]

 先日、朝日新聞に↓のような記事が載っていました。こういうことは、ぜひ早く進めてほしいですね。
2012年(平成24年)3月29日木曜日朝日新聞37社会面がん細胞事典編集始まる米英の研究チーム抗がん剤効果患者別の予測目標

「がん細胞事典」編集始まる
米英の研究チーム
抗がん剤効果 患者別の予測目標

 「この抗がん剤は、この患者のこのがんに効くのか」の予測は難しいが、がん細胞の性質を詳しく調べてデータベース化すると、患者ごとに効果が期待できる抗がん剤選びに役立つ可能性がある。そんな狙いの「がん細胞百科事典」の編集が始まり、29日付英科学誌ネイチャーに詳細が発表された。
 編集は、米ブロード研究所や英サンガー研究所などの二つの研究チームがそれぞれ進めている。両チームで合計1500種類以上の培養がん細胞を分析。未承認も含む合計150種類以上の抗がん剤を作用させ、細胞の増殖が抑えられるかや遺伝子の働きがどう変わるかなども分析し、登録している。
 抗がん剤の効果は少数の遺伝子の働きだけでは説明できないことが多いが、「百科事典」は、大量の遺伝子を網羅的に分析しており、より正確に予測できる可能性がある。実際、小児がんの一種では、遺伝子の特別な変異があると、予想外の薬が増殖を抑えることが、今回わかった。
 がん遺伝子に詳しい佐谷秀行慶応大教授は「患者ごとに異なる治療の実現に向け、大きな一歩だ。ただ今回は培養細胞の分析なので、今後は患者の細胞の分析が必要だ」と話す。
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イリノテカン投与8回目 [胃がん再発転移]

 昨日は いつもの間隔で2週間ぶりにがんセンターに行ってきました。いつものように採血を行ってから、主治医の診察となります。

 むくみはどうですかと聞かれて、すねを見られました。むくみの状態を見るには、すねが一番わかりやすいそうです。で、見たところ、むくんではいないということでした。前回処方された利尿剤ラシックスが効いているのかなぁということで、引き続きラシックスは服用していきます。

 あとは、私のほうからいくつか質問をしました。

 ハーセプチンという分子標的治療薬があり、主に乳がんに使用されている薬なのですが、2011年3月に胃がんにも適応になっています。これはがんのタイプによって効くものと効かないものがあり、それを検査しなければなりません。
 私の場合どうでしょうかと聞いたところ、検査するにはがんの組織が必要であり、胃全摘の手術をした地元の病院と連絡を取り、すぐに調べてくれるとのことでした。以前にがんセンターで胸水穿刺をしており、その胸水で検査できないのですかと聞いたのですが、胸水や腹水ではだめで、やはりがんの組織でなければならないそうです。先生のほうから、摘出したがん組織が保存してあるであろう地元の病院と検査の調整をしてくれるそうです。
 すぐに調べてくれるというのはありがたいのですが、こういうことってこちらから言わないと動いてくれないんですねぇ。

 あと、この前講演会で聞いてきたがんペプチドワクチン療法についても聞きました。講演会でも言われていたように、いくつかの病院で治験は行われていますが、なかなか条件に合うところはありません。これも私のほうで探すしかないのですが、もし条件に合う治験があれば、試してみる価値はあるということでした。
 条件によっては、ワクチン治療を行う場合は抗がん剤治療を併用できないというものもあるのですが、今の抗がん剤イリノテカンは効いているのかどうかわからないので、ワクチン治療に変更するという選択も十分に考えられるということでした。

 血液検査の結果には問題はなく、診察の後は予定通りイリノテカンを前回と同様に多めの300mg(200mg/m2)投与してきました。

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温熱療法9・10回目 [胃がん再発転移]

 先週の金曜日に9回目、昨日は10回目の温熱療法を行ってきました。
 9回目は、祝日の関係で、前回から1週間間隔があきました。照射は1,390Wで55分間で、終了後、免疫賦活剤レンチナンの注射も行いました。
 10回目は、1,400Wの出力で55分間の照射でした。昨日の照射中は、熱いというよりは温かくて気持ちがいい感じで、体のほうが慣れてきているようです。
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緩和ケア対応病院 [胃がん再発転移]

 以前に緩和ケア病院のことを書きましたが、その後、手続きを進めていまして、昨日、緩和ケア病棟のある病院に行って、面接というものを行ってきました。

 ここまでの流れとしては、
・病院に入院相談したい旨の電話をする。
・紹介状とCT画像のCDを病院に郵送する。
・面会日時が決定される。
というようになっています。

 私の病状については、紹介状の中で主治医から詳細な説明がされていたようで、特には聞かれませんでした。今すぐに緩和ケアが必要な状態ではないので、今後についても何かを決めるということはなく、抗がん剤の治療を受けているうちは、そちらのほうを頑張ってくださいとのことでした。ただ、その間なんにもないと状況もわからないため、1ヶ月に1度くらい病院に来てくださいとのことで、その時に少しずつ話を進めましょうということです。また、この時点(昨日の時点)からこの病院の担当患者ということにもなるので、急に痛みが発生した場合等には、がんセンターではなく、うちに来てもらっても構わないということでした。
 その後、費用の説明と緩和ケア病棟の案内を受けて終了となりました。
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がんペプチドワクチン療法@市民公開医療懇談会 [胃がん再発転移]

 昨日、東大医科研附属病院で第20回市民公開医療懇談会というのがあり、テーマが「がんペプチドワクチン療法」というものだったので、会社の帰りに寄って、聞いてきました。実は、この懇談会があるということは、この前、妹宅に行ったときに妹から教えてもらったもので、妹も聞きに来ていました。

 会場は満席で、急遽モニター中継による第二会場も用意されたようでした。テレビ局2社のカメラも入っておりました。
 講演では、配布資料がなかったのは残念でしたが、がんペプチドワクチン療法の現状やこれからの可能性について話されていました。この療法は個人差がものすごく大きいらしく、標準治療という形ではなく個々の患者ごとに対応しなければならないらしいです。今主流のエビデンスに基づいて誰でも同じ標準治療を受けるという方向とは異なるので、なかなか広めるのは難しいようです。また、欧米に比べ日本の行政の動きが遅いことも言われていました。

 講演後の質疑応答も20分間も続き、関心の高さが伺われました。そこで、患者の家族と覚しき方から、「どうしたらこの治療を受けられるか」という質問があったのですが、「いいことばかり話をしましたが、これは、いつでも誰でも受けられるわけではない。」ということでした。いくつかの病院で治験が行われていますが、治験を受けるには様々な条件があり、全ての希望者を受け入れているわけではないようです。
 また、別の患者家族から、民間の免疫ワクチン療法を謳っている病院での治療とこの講演内容との関係についての質問があったのですが、民間病院での治療は高額の治療費を要求されることが多く、本当に患者のためを思って行っているところは少ないので、あまり勧められないとのことでした。ではどうするかということですが、早くこの治療を国が認めてくれるように患者さんの力で国を動かしてほしい(欧米では患者の団体が大きな力になっている)と、国の対応の遅さを批判しておりました。

 がんペプチドワクチン療法が期待できるということはわかりましたが、今現在がんに罹患して困っている人はどうしたらいいのかということに対する回答は得られずじまいでした。
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東大医科研附属病院第20回市民公開医療懇談会「がんペプチドワクチン療法」~がん患者に夢・希望・そして笑顔を~演者中村祐輔東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター教授平成24年3月22日(木)東大医科研1号館1階講堂東京大学医科学研究所附属病院港区医師会


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