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ベストセラーの著者に牛乳業界が質問状 [ヨーグルト・乳清タンパク]

 かなり前の通勤中に聞いていたことなのでうろ覚えなのですが、ラジオで次のようなことを言っていました。「最近、牛乳が体に悪いと書いてある本が100万部以上も売れている。日本は表現の自由がある国なので、それは構わないのだが、反論する自由も当然ある。なぜ、牛乳関連の業界団体は反論しないのか。反論しなければ、"反論できないってことは本に書いてあることは本当なのか"、と判断される可能性もある。100万部というのは無視できない数字だ。」
 確かに、その通りだと思います。また、この本が病気にならない生き方のことだということはすぐにわかりました。

 で、その反論がやっとでたようです。というか、反論ではなく質問状のようで、以下はその記事の引用です。


 ベストセラー「病気にならない生き方」(サンマーク出版)で、著者の新谷弘実氏が「牛乳を飲み過ぎると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる」などと書いていることに対し、日本酪農乳業協会がつくる学識者の団体が、新谷氏に「科学的根拠を示してほしい」との質問状を出した。
 28日付で質問状を出したのは、牛乳に関する知識普及のため、日本酪農乳業協会が栄養学などの専門家16人を組織した「牛乳乳製品健康科学会議」(会長・折茂肇健康科学大学長)。
 同会議は「主張の科学的根拠に大きな疑問を持っている」と、牛乳・乳製品の摂取増加が閉経後の骨量減少を抑えるという論文を挙げたり、牛肉や卵より優れている牛乳のたんぱく質の消化率を引用したりと根拠を示しながら、8項目にわたり反論。新谷氏に主張の科学的根拠を示すよう求めている。回答期限は4月末。
 しかし、著者に質問状を出すのはいいとして、なぜ、一般消費者に対して反論しないのでしょうか。"根拠を示しながら反論"と書いてありますが、特にその根拠を丁寧に説明した反論を、一般消費者に対して公表するべきだと思うのですが。
 あるいは、一般消費者に難しいことを説明してもどうせわからないだろう、というような考えなのでしょうか。そうだとすれば、なぜこの本が100万部以上も売れたのかということの意味が理解できていないと思います。
 日本酪農乳業協会のホームページを見てみても、今のところ質問状のことは触れられていません。いろいろ見ていくと↓に
http://www.j-milk.jp/library/faq/8d863s000007e8iu.html
この本に関連した質問の答えが載っているようですが、簡単にたどり着けません。何度も書きますが、著者に対してよりも、一般消費者に対してもっと情報を出したほうがいいと思います。
病気にならない生き方 2 実践編 (2)病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める- 






 
 (朝日新聞3月28日夕刊)


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花粉症にミルク抗体 [ヨーグルト・乳清タンパク]

 花粉症についていろいろなサイトで解説がなされているので、ここで改めて書くのはやめようと思うのですが、花粉症と乳清タンパク中のミルク抗体(免疫ミルク)について書いておきます。
 ミルク抗体は、アレルギーの予防に効果があるとされ、抗アレルギー食品のひとつとして免疫ミルクも挙げられています。ミルク抗体の摂取が花粉症を始めとしたアレルギー体質、アトピー体質の改善に役立つとされ、新しい花粉症対策食品として期待されています。免疫賦活を謳っているいわゆる健康食品とミルク抗体とは作用機作が違うので、これまでの健康食品で改善の効果が実感できなかった人でも、ミルク抗体(=乳清タンパク含有食品)を試してみる価値はあると思います。

母乳のチカラ(乳清たんぱく含有食品) 10g*30包


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潰瘍性大腸炎 [ヨーグルト・乳清タンパク]

 以前、安倍首相は過敏性腸症候群(IBS)ではないかという記事を書きましたが、ココによると、安倍首相の持病潰瘍性大腸炎(厚労省指定特定疾患の難病)とのことです。IBSよりももっと大変な病気だったんですねぇ。現在のところ、潰瘍性大腸炎の原因は明らかになっていないようです。これまでに腸内細菌の関与や本来は外敵から身を守る免疫機構が正常に機能しない自己免疫反応の異常、あるいは食生活の変化の関与などが考えられていますが、まだ原因は不明とのことです。
 自己免疫病は、腸管上皮細胞のエンドトキシン応答性の亢進と病態が相関するという報告もあります。エンドトキシンに対する抗体を摂取すれば、腸管内のエンドトキシンが排泄され、病態が改善される可能性もあると考えられます。エンドトキシンに対する抗体含まれていることが確認されている「母乳のチカラ」は潰瘍性大腸炎のような自己免疫疾患にも有効なのではないでしょうか。

(↓http://www.lact-life.co.jp/products_immunology.htmlより引用)
「母乳のチカラ」に含まれるミルク抗体
抗菌抗細菌毒素ミルク抗体
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情報食品 [ヨーグルト・乳清タンパク]

 先日、物の価格を決める基準が量から、それ以外のものに変わってきていると書きましたが、食品の中でそれが顕著なのが健康食品でしょう。
 健康食品やそれに含まれている機能性素材は、その機能・効能を確認するために、数々の試験が行われており、当然費用もかかっています。健康食品を利用する人は、その試験成績・データを見て、あるいは薬剤師さんに相談して、自分に合うかどうかを考えて選択するのです。健康食品は、その原材料にお金を払っているわけではなく、どういう機能があるかという情報に対して、対価を支払い、その機能を期待して食べるのです。要するに健康食品は情報食品といえます。
 ただ、健康食品はその機能を表現のしかたが、薬事法でかなり制限されています。世の中の情報公開の流れと相反していると思うんですけどねぇ。まぁ、問題のある健康食品もあるし、利用する側がきちんと情報を調べて、データの裏付けのあるものを賢く選択していかなければなりませんね。

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母乳のチカラ -半年後- [ヨーグルト・乳清タンパク]

 考えてみると、乳清タンパク食品「母乳のチカラ」を飲み始めてからもう半年になります。年末年始はヨーグルトを食べない日もあったので、そのときは「母乳のチカラ」も休んでいました。で、このときのお腹の調子はというと、昼間からお酒を飲んだりしていて食生活も乱れていたので、なんともいえません。
 とりあえず、半年も続いているということは、体のほうも良いものだとわかっていて、無意識に要求しているのかもしれません。まぁ、飽きるまで続けてみましょう。

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α-ラクトアルブミン [ヨーグルト・乳清タンパク]

 前に書いた記事でアルブミンについて細かく解説してくださいとコメントがついていました。内容的にα-ラクトアルブミンのことと思い、いろいろ調べていたのですが、結構おもしろいことがわかりました。コメント主の希望するものとは離れてしまいますが、書いておきます。

 牛乳中に含まれる乳糖はラクトースとも言い、グルコース(ブドウ糖)とガラクトースという2つの糖が結合したものです。
 グルコース(ブドウ糖)+ガラクトース⇔ラクトース(乳糖)
 α-ラクトアルブミンはラクトース合成酵素として、乳腺内でのラクトース(乳糖)の生合成に関与しています。この最終反応は、ガラクトースへのグルコースの結合ですが、これにはα-ラクトアルブミンとガラクトシルトランスフェラーゼの2種類の酵素が必要です。α-ラクトアルブミンは、この反応でガラクトシルトランスフェラーゼの触媒部位を修飾し、この酵素に結合したガラクトースへのグルコースの結合を促進します。ガラクトシルトランスフェラーゼは、α-ラクトアルブミンが共存するとグルコースに対する親和性が高まるので、ラクトース合成の触媒作用が発揮されます。α-ラクトアルブミンが存在しない場合、この酵素はN-アセチルグルコサミンへのガラクトースの導入を触媒し、糖タンパク質の糖鎖などが形成されます。哺乳動物乳汁のα-ラクトアルブミンと乳糖の間には相関関係があり、乳糖含量が高い乳汁ではα-ラクトアルブミン含量も高くなります。
 また、α-ラクトアルブミンはリゾチームと構造が似ていますリゾチームとは細菌の細胞壁を切断する酵素で、唾液中や乳汁中にも含まれ、消炎剤として医薬品としても用いられています。α-ラクトアルブミンはリゾチームから分かれて進化したようです。
 以上、α-ラクトアルブミンの酵素的な役割でした。


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乳清タンパクとデトックス [ヨーグルト・乳清タンパク]

 デトックスという言葉を最近よく耳にしますが、もともとは解毒という意味です。体内の有害な物質(毒素)を解毒・排出し、取り除くという意味で使われているのですが、乳清タンパク中の抗体の役割は、まさに、このデトックスの役割を果たしています。そもそも、抗体は毒素の働きを抑える物質として見つけられたのです
 巷では、マッサージやエステ、特別なエクササイズ、腸内洗浄のような医療行為に近いもの、断食等様々なものがデトックスと結び付けられて語られています。しかし、毒素は便として出すのが一番自然で有効なのです。
 乳清タンパク中には毒素に対する抗体も多く含まれており、これを摂取することにより、腸内の細菌毒素を中和し、排泄します。さらに重要なのは毒素の体内への侵入をも妨げることです。腸内洗浄や断食をして一時的に腸内の毒素をなくしても、食事をすればまたすぐに次の毒素が腸内に入ってきますし、腸内細菌も毒素を産生します。しかし、毒素が腸内にあることよりも、毒素が腸管(消化管)から体内に侵入することのほうが問題なのです。
 説明するのが難しいのですが、腸内は自分の体ではありません。人間の体を模式的に「ちくわ」だと考えてください。両端が口と肛門で、中の空間が胃や腸といった消化管になります。中の空間は「ちくわ」の身ではありません。「ちくわ」の身の部分が自分の体ということになります。わかりますでしょうか。
 くり返しになりますが、食事をし、そして腸内細菌がいる限り、「ちくわ」の穴の中から毒素を消すことはできません。それよりも、「ちくわ」の"穴"から「ちくわ」の"身"の部分に毒素が侵入する、すなわち、毒素が消化管から体内に侵入することが問題なのです。そして、この侵入を妨げるのが乳清タンパク中の毒素に対する抗体なのです。
 いろいろ調べましたが、毒素に対する抗体が入っていると確認されているのは"アサマ乳清たんぱく"くらいだと思います。これを使っているのが「母乳のチカラ」です。これを活用しない手はないと思います。
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ノロウイルスに乳清タンパク [ヨーグルト・乳清タンパク]

 ノロウイルスに乳清タンパクが効くようです。ココにはマウスの赤ちゃんを使ってロタウイルスで実験した結果、乳中の抗体で下痢が予防できたと載っています。また、抗体以外にも乳清タンパク中のミルクムチン複合体とα-ラクトアルブミンが感染防御に役立つと書いてあります。
 ヒトでの試験成績のあります。ココは英文なので詳しいことはわからないのですが、3~15ヶ月の小児を対象にロタウイルスに対する抗体の効果を確認しています。
 ロタウイルスのほうが扱いやすいので実験ではロタを使っていますが、ロタでもノロでもウイルスに対する防御機構は同じです。乳清タンパク中の抗体α-ラクトアルブミン等がノロウイルスに対しても有効なのです。
 それにしても、乳清タンパクっていろんな機能があるんですねぇ。

↓は乳清タンパク含有食品の母乳のチカラです。
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乳清タンパク中のラクトアルブミン [ヨーグルト・乳清タンパク]

 先日、乳清タンパク中の成分について書きましたが、母乳にも牛乳にも含まれる主要な成分のひとつがα-ラクトアルブミンです。α-ラクトアルブミンは一分子中に4つのシスチン(=8つのシステイン;シスチンは2つのシステインがS-S(ジスルフィド)結合したもの)を含んでおり、シスチンは摂取すると細胞内まで運ばれ、グルタチオンの原料となります。グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結合したペプチドですが、グルタチオンとして摂取しても、分解されてしまいます。グルタチオンの効果を期待するには、グルタチオンそのものよりもα-ラクトアルブミンを摂取したほうが有効です。
 で、グルタチオンの役割はというと、調べればたくさんでてくると思いますが、特に細胞の老化を促す過酸化物の生成を抑えると同時に、生成されてしまった過酸化物による細胞への悪影響を防御します。 また、体内の免疫システムを活発化させる働きももっています。
 「母乳のチカラ」には抗体だけでなく、このα-ラクトアルブミンも豊富に含まれていて、上記の効果も十分期待できます。

母乳のチカラ(乳清たんぱく含有食品) 10g*30包


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乳清タンパク中の成分-牛乳と母乳の違い- [ヨーグルト・乳清タンパク]

 牛乳と母乳とで、それぞれに含まれるカゼインと乳清タンパクの比率が違うということは以前に書きましたが、乳清タンパク中の成分についても両者は異なります。大きな違いは母乳にはβ-ラクトグロブリンが含まれていないことと、ラクトフェリンの含量が多いことです。
 免疫グロブリンとは抗体の物質名で、要するに抗体のことです。この種類は、牛乳と母乳とで異なりますが、ヒトが経口摂取したときの機能としては同等と考えてよいでしょう。ヒトの赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときに、お母さんから胎盤を通してIgGをもらっています。そして、出生後は分泌型抗体であるIgAを受け取ります。一方、ウシは胎盤構造が複雑で、胎盤を通しての抗体移行はありません。そのため、出生後に乳からIgGを受け取る仕組みになっています。

  牛乳 母乳
β-ラクトグロブリン 45% -
α-ラクトアルブミン 15% 30%
血清アルブミン 6% 3%
免疫グロブリン(IgG) 5% -
免疫グロブリン(IgA) - 7%
ラクトフェリン 1% 30%
その他 28% 30%
 ちなみにカゼイン中の成分も違います。牛乳はαss1s2)-カゼインが50%以上なのに対し、母乳ではα-カゼインはほとんど含まれておらず、αs1-カゼインが1%以下とされています。
 しかし、同じ乳でも、結構違うんですねぇ。当り前といえば当り前ですが。


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