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乳清タンパク中の抗体で便臭改善 [ヨーグルト・乳清タンパク]

 おもしろい特許を見つけました。
 「乳清タンパクを含有する便臭改善剤であり、有効成分は乳清タンパクに含まれる抗体である。乳清タンパクの抗体が0.5質量%以上含まれることが好ましく、オリゴ糖などの難消化性糖類をさらに含有すると便臭改善効果がさらに顕著になる。 」とあります。中を読んでみると、便だけでなく、「おならの臭いも改善され、また、便通の改善もみられた」とあります。3日~7日後くらいから効果が現れてくるようです。免疫抗体とオリゴ糖の相乗効果のことは前にも書きましたが、これについてもデータが揃ってきているようです。
 ところで、これって要するに「母乳のチカラ」のことですよねぇ。出願人「母乳のチカラ」と関係があるところだし。本当に便やおならの臭いが改善されるのなら、欲しい人はたくさんいるのではないでしょうか。

↓の画像をクリックすると特許全文のpdfファイルが開きます。

母乳のチカラ(乳清たんぱく含有食品) 10g*30包 ミルクIgGの優れた機能にフラクトオリゴ糖をプラス母乳のチカラ 10g x 30本


母乳のチカラ-3ヵ月後- [ヨーグルト・乳清タンパク]

 「母乳のチカラ」を飲み始めて、もう3ヶ月が経ってしまいました。
 ひと月前に書き込んだときと比べるとあまり変化はありません。体の調子のいい状態を保っているという感じです。いわゆる健康食品は、長く続けていると効果がだんだん薄れてきたり、元の状態に戻ってしまったりということが多々あるようですが、「母乳のチカラ」では、とりあえず今のところそのようなことはありません。長く続ける意味がありそうです。
 ところで、「母乳のチカラ」がケンコーコムで買えるようになってますね。クレジットカードも使えるので、便利になりました。

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プロバイオティクスヨーグルト [ヨーグルト・乳清タンパク]

 ヨーグルトは法令(乳等省令)上は発酵乳という範疇に入り、その定義のひとつに、「乳酸菌数または酵母数が1ml当たり10,000,000以上であること」とあります。一方、プロバイオティクスの定義は前にちょっと書きましたが、「宿主に有益な作用をもたらす生菌体」のようです。で、疑問に思ったのは、全てのヨーグルトがプロバイオティクスなのか、プロバイオティクスのヨーグルトとプロバイオティクスにならないヨーグルトがあるのか、ということです。
 プロバイオティクスの条件として、次のようなものが挙げられています
(1)人に用いるものであれば人の腸内に棲みついているもの
(2)生きたまま胃を通過できること
(3)胆汁、消化酵素などの腸液に耐性であること
(4)腸内で定着・増殖できること
(5)食べることで生理的な効果が認められること
(6)食べても害がなく安全であること
 (2)の生きたまま胃を通過できるかですが、普通の菌は胃酸で死ぬと書いているものもあります。しかし、ヨーグルト中には、その定義からもわかるとおり、1mlに1,000万以上、100mlのヨーグルトであれば、10億以上いることになります。胃を通過するときに、全部生き残ることもないでしょうし、全滅もないと思います。どのくらいが生きていればいいのでしょうか。また、胃のpHは食後には4~5程度まで上昇しており、これはまさに乳酸菌が生育するpHです。私のように毎朝、食後にヨーグルトを食べている場合、胃酸という関門は通過していると考えられます。
 (4)の腸内で定着・増殖するかですが、これは人により異なると思います。腸内菌叢は人により大きく異なりますし、菌同士の相互作用も関係してきます。前にラブレ菌について書いたように、同じ菌種でも、住む場所が全然違うものもあり、結局、相性が合うか合わないかだけではないでしょうか。
 さらに、本当に相性が良くて、完全にその菌が自分の腸に定着し、増殖し始めたら、もうその菌で作ったヨーグルトは食べる必要がないことになります。定着すると言っておきながら、毎日食べたほうがいいとも言っているものは矛盾しています。
 (1)の人の腸内に棲みついているものというのは、人の腸内由来物から分離したもの(=人の糞便から分離したもの)ということなのか、腸内にいるのと同じ菌種ならば分離源は腸以外でもいいのかがよくわかりません。しかし、人の糞便由来の菌というのは食品としてイメージ的によくありません。別に菌自体が汚いわけではないんですけど。また、↑で同じようなことを書きましたが、Aさんの腸から分離した菌がBさんの腸に定着するかどうかは誰にもわかりません。やっぱり相性です。

 自分のとこのヨーグルトが一番のプロバイオティクスと宣伝しているメーカーさんにはいろいろ意見があるでしょうが、結局は相性であって、すべてのヨーグルトが、摂取する人によってプロバイオティクスになる場合もあるし、ならない場合もある、ということでしょうか。
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乳清タンパクが過敏性腸症候群(IBS)を救う [ヨーグルト・乳清タンパク]

 「乳清たんぱくIgGが過敏性腸症候群(IBS)を救う」という記事を見つけました。
 フードリサーチという雑誌の今年の8月号の24ページの下のほうに載っています。「乳清たんぱくIgGには、悪玉菌と細菌毒素に対する抗体が多く含まれるものがあり、これを用いると腸内細菌叢のバランスが改善され、その効果は便臭でもわかる。」、「乳清たんぱくにはトリプトファンが多く、脳内セロトニンレベルを高める働きがあることが研究からわかってきている。ストレスを精神面から改善し、IBSから開放される。」と書いてあり、「願ってもないニュースだ。」と結ばれています。
 しかし、肝腎の乳清タンパクの入手先等が書かれていません。前にもIBSについて書きましたが乳清タンパク含有食品である母乳のチカラがいいということになるのでしょうか。
 記事のコピーを貼っておきます。


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母乳のチカラ-その後の後- [ヨーグルト・乳清タンパク]

 ついこの前、母乳のチカラ-その後-の記事を書いたような気がするのですが、それから、また一箱「母乳のチカラ」がなくなってしまいました。
 体調は、まぁいい調子です。前回、体が軽くなったようだと書きましたが、そんな感じが続いています。例えば、 以前は、エスカレーターが設置されている駅では、必ずエスカレーターを利用していたのですが、最近は、エスカレーターが混んでいるときは、階段を使ってしまうことが多くなりました。エスカレーターがすいていれば、エスカレーターを使うんですけどね。
 とりあえず、もう少し飲みつづけてみようと思います。
母乳のチカラ(乳清たんぱく含有食品) 10g*30包

P.S.
この記事でちょうど100本目になりました。ブログを初めてから5ヶ月になるので、平均して3日に2本書いていることになります。当初は2日に1本書ければいいなぁと思っていたので、それよりは多いペースです。でも、だんだん書くネタを探すのがしんどくなってきています。


ビフィズス菌は乳酸菌? [ヨーグルト・乳清タンパク]

 腸内細菌のことを調べていて迷うのが、ビフィズス菌を乳酸菌として扱っている人と、乳酸菌の範疇には入らないとしている人がいることです。
 乳酸菌という用語は、乳酸を多く作る細菌に対して慣用的に用いられてきた呼び名であり、分類学上の呼び名ではありません。教科書的になりますけど、乳酸菌の定義もきちんとあり、次のような要件を満たすものを乳酸菌と呼びます。
1.グラム陽性桿菌または球菌
2.胞子を作らない
3.非運動性
4.カタラーゼ陰性
5.嫌気性または通性嫌気性
6.消費したグルコースに対して50%以上の乳酸を作る
ビフィズス菌は、桿菌や球菌とは形が異なるので、1.には当てはまらず、さらに、ビフィズス菌は乳酸も作りますが、それ以上に酢酸を作りますので、6.にも当てはまらないため、乳酸菌の定義からは、はずれてしまいます。
 (財)日本ビフィズス菌センターさんのサイトを見ても、ビフィズス菌と乳酸菌をきちんと分けています
 ところが、逆に(社)全国はっ酵乳乳酸菌飲料協会さんのサイトでは、ビフィズス菌は乳酸菌の仲間に入っています。

 乳業メーカーさんのページはどうでしょうか。森永乳業さんは「ビフィズス菌は乳酸菌とは異なり……」というような書き方で、ビフィズス菌は乳酸菌とは別に扱っているようですが、日本ミルクコミュニティさんは乳酸菌の枠なのかにビフィズス菌を入れています。

 私は、最初にビフィズス菌は乳酸菌ではないと教わったので、そういう印象が強いのですが、最近の考え方の主流はどっちなのでしょうか。


植物性乳酸菌ラブレ [ヨーグルト・乳清タンパク]

 カゴメの乳酸菌飲料ラブレが売れているようです。植物性乳酸菌であることが特長です。
 乳酸菌はその生育する場所によって、動物性、植物性、腸管系に分類されます。ラブレに入っているラブレ菌と称している菌はスグキ漬けという漬物から分離したLactobacillus brevisクトバチルス ブレビス)という菌で、植物性に分類されます。しかし、Lactobacillus brevis動物の腸の中(←リンクページはラクリス菌とラブレ菌を混同しています)にもたくさんいて(=腸管系乳酸菌)、実際、Lactobacillus brevis基準株人の糞便から分離されたものです。また、チーズからも分離されます(=動物性乳酸菌)。つまり、ラブレに入っているLactobacillus brevisは確かに植物性ですが、全てのLactobacillus brevisが植物性ではないのです。むしろ、植物性は少数派です。ラブレ菌=Lactobacillus brevis=植物性乳酸菌という誤解を生むような表現を見かけるのですが、これはやめたほうがいいのではないでしょうか。(カゴメさんは菌株名Lactobacillus brevis KB290まで記して気を付けているようです。)
 そもそも、ラブレ菌なんていう菌名がすぐ想定できるような名前にしなければ良かったんだと思います。いっそのこと、ヤクルトのヤクルト菌みたいに、カゴメ菌にしとけば良かったのです。

P.S.
カゴメの研究員がある学会でラブレ菌について発表したところ、勝手にラブレ菌なんていう愛称を付けるな、正式名称で発表しろ、とクレームが入ったそうです。
植物性乳酸菌ラブレ


乳清タンパクとプレバイオティクス [ヨーグルト・乳清タンパク]

 プレバイオティクス。似たような言葉にプロバイオティクスもあります。どちらも腸の健康に役立つものなのですが、区別できているでしょうか。
 プロバイオティクスは「宿主に有益な作用をもたらす生菌体」のことで、いわゆる生きて腸まで届く乳酸菌やビフィズス菌がこれに当たります。一方、プレバイオティクスは、食物繊維やオリゴ糖などの「善玉菌の餌となるもの」としている人もいますが、「腸内の善玉菌の増殖を促進したり、あるいは悪玉菌の増殖を抑制し、宿主の健康に有利に作用する難消化性食品成分」と広く解釈している人もいます。
 乳清タンパク中に含まれる悪玉菌の抗体は、まさに、広義のプレバイオティクスに当たります。整腸循環のところで書きましたように、免疫抗体は悪玉菌の増殖を抑制し、宿主の健康に有利に作用します。
 腸内細菌叢は、 人によって大きく異なり、腸にいる善玉菌も人によってそれぞれ種類や数が大きく異なります。そのため、プロバイオティクスや、食物繊維やオリゴ糖といった善玉菌の餌になるプレバイオティクスは、人によって相性の良いものと悪いものがあります。一方、抗体は悪玉菌を減らすことで、相対的に善玉菌が増えるのですが、その人の腸の中で既に活躍している善玉菌が増えることになるので、個人差は少なく、全ての人に効果をもたらすことができます。
 乳清タンパク中の抗体のほうが、オリゴ糖よりプレバイオティクスとして優れているかもしれません。


牛乳中の乳清タンパク [ヨーグルト・乳清タンパク]

 先日、牛乳中のカゼインと乳清タンパクの比を、母乳中のそれと比較しましたが、これは、牛の乳と人の乳を比較する意味で書きました。しかし、搾りたての牛の乳と私たちが飲用する牛乳とでは、少し成分が異なります。ちなみに、搾りたての牛の乳を生乳(せいにゅう)、それを飲用するために調製したものを牛乳といいます。そして、その調製された牛乳は加熱殺菌されているので、タンパク質の一部が変性しているのです。カゼインは熱に強いタンパク質ですが、乳清タンパクは熱に弱いタンパク質です。
 卵をゆでると、白身や黄身が固まります。これは、白身や黄身の中に含まれるタンパク質が変性することによります。タンパク質が変性することにより、そのタンパク質が持っていた機能が失われることを、失活するといいます。(加熱以外にも変性し、失活することはあります。)
 牛乳を流通させるためには、加熱殺菌をする必要があります。加熱殺菌しなければ、すぐに腐敗してしまいます。この加熱殺菌時にゆで卵のときと同様のタンパク質の変性が起こってしまうのです。現在、殺菌は次のようないくつかの条件で行われています。

低温長時間殺菌(LTLT:Low Temperature Long Time)
 62~65℃で30分間殺菌する方法で、搾りたての風味を残した「低温殺菌牛乳」の製造に用いられる方法。大量生産に不向きなのが欠点。
高温短時間殺菌(HTST:High Temperature Short Time)
 72℃以上で15秒間以上殺菌する方法で、欧米などでは一般的な方法。高温度での殺菌では、低温度での殺菌に比べて、品質の保存性が向上する。
超高温瞬間殺菌(UHT:Ultra High Temperature)
 120~130℃で2~3秒間殺菌する方法で、日本の牛乳はほとんどがこの方法。プレート型の殺菌機で急速な加熱・冷却を行うため、大量生産が可能。
超高温滅菌(LL:Long Life)
 135~150℃で1~4秒間滅菌する方法で、LL(ロングライフ)牛乳に用いられる。微生物による変性がないLL牛乳は、常温で60日間の保存が可能。

 スーパー等で見てもらえばわかるように、日本で売られている大部分の牛乳はUHT殺菌されたものです。この殺菌法では、乳清タンパクは変性してしまい、特に重要な機能成分である抗体は、完全に失活してしまいます。しかし、LTLTやHTSTでは抗体の一部は失活せずに機能を保ったまま残存しています。

 ところで、チーズ製造時の原料乳の殺菌は低温殺菌で行われます。そして、乳清タンパクはチーズとして固まらずに上澄みに出てくるのです。ということは、この上澄み中には機能を保ったままの抗体が含まれていることになります。チーズ製造時にはこの上澄みはたくさん出てきます。これをさらに高度に加工したしたものが、母乳のチカラということになります。

 活性のある抗体を含む乳清タンパクは、市販のUHT殺菌牛乳をどんなにたくさん飲んでも、摂取することができません。原料乳の殺菌時から抗体の活性を保持するように作られている母乳のチカラのような乳清タンパクを摂取するのが一番の近道です。
母乳のチカラ(乳清たんぱく含有食品) 10g*30包


母乳のチカラ-その後- [ヨーグルト・乳清タンパク]

 一ヶ月ほど前に、母乳のチカラ購入してから、そのままヨーグルトに混ぜたり、予め牛乳に混ぜてヨーグルトを作ったりして、ほぼ毎日飲んでいましたが、もう、一箱なくなってしまいました。
 何か変化があったかというと、トイレでの便臭が気にならなくなったことと、くさいおならは出なくなったんですけど、臭いのしないおならが増えたような気がします。腸内菌叢が変化してきているのでしょうか。体調のほうは、良くなったというか体が軽くなったような気がします。別に体重が減ったわけではなく、ギアが軽くなって、体を動かすのが楽になったという感じです。
 とりあえず、もう少し飲み続けてみようと思います。
母乳のチカラ(乳清たんぱく含有食品) 10g*30包


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