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住宅の購入 [胃ガン-胃全摘]

 この前、妹に会ったとき、「家を買っておいて良かったねぇ」と言われました。
 というのは、ガンになってしまうと住宅ローンが組めないのだそうです。団体信用生命保険(万が一のときにローンの支払いが免除になるもの)に入らないと住宅ローンは組めないのですが、その団体信用生命保険で断られてしまうそうです。まぁ保険会社の立場からすれば、わからなくもないですが。
 普通の生命保険でも加入するには制約がかかってくるでしょう。というか、一般的な生命保険に入るのはもう無理かもしれません。今契約している保険は継続できるらしいので大事にしなければなりません。

 もちろん、ローンなしで現金払いでならば、問題なく住宅は購入できますが、そういう人は少数派でしょう。私の場合もそんなことは無理でした。
 ガンになる前に家を買っておいて本当に助かりました。
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水着 [胃ガン-胃全摘]

 この前、手術後初めてプールに行きました。で、海水パンツをどうするか、手術の傷跡を隠したほうがいいのかどうかと考えたのですが、結局、昨年と同じもので行ってしまいました。買いに行くのが面倒くさかったというのもありますけれど。
 おへそも普通に見えるくらいの水着なので、傷跡(みぞおちからへそ下1cmくらいまで)も大部分が見えていたと思いますが、どうだったのでしょうか。傷はもう治っているのですが、切ったところは線になって残っています。不快な感じを与えていなければ良いのですが。もっとも、人の体をそんなに見ることもありませんよねぇ。
 私自身は目が悪く、プールではメガネもはずしているので、周りの人の視線は全然わかりません。仮に同じ傷を持っている人が近くにいたとしても、見えないし気が付かないでしょう。
 目が悪いというのは、こういう場面ではいいですねぇ。見えないので他人の目も気になりません。
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TNM新分類 [胃ガン-胃全摘]

 この夏に、第3版胃がん治療ガイドラインというのが発行され、胃ガンの進行度を表すステージの分類方法が変更されるようです。
 ステージはTNMというもので分類され決定されるのですが、次のようになるようです。

T分類:腫瘍の規模(胃壁深達度)
 胃壁は内側から、粘膜(M)、粘膜下層(SM)、筋層(MP)、漿膜下層(SS)、漿膜(SE)で構成されており、ガンがどの層まで及んでいるかで判定
 これまでは
T1:MまたはSM
T2:MPまたはSS
T3:SE
T4:SI(隣接する臓器に浸潤)
 新分類では
T1a:M
T1b:SM
T2: MP
T3: SS
T4a:SE
T4b:SI
 T2が新T2と新T3に分かれ、T3→T4a、T4→T4bと変更になっています。

N分類:周囲リンパ節への転移状況
 これまでは転移のあるリンパ節の場所(胃からの距離)で分類
 新分類では転移の個数で評価
N0:0個
N1:1~2個
N2:3~6個
N3:7個以上

M分類:他の臓器への転移状況
 これまでと同じ
M0:転移がない
M1:転移がある

 ステージは主にT分類とN分類から次のように決まります。

 N0N1N2N3
T1a1A1B2A2B
T1b1A1B2A2B
T21B2A2B3A
T32A2B3A3B
T4a2B3A3B3C
T4b3B3B3C3C
M14444

 ステージもこれまでは1A,1B,2,3A,3B,4の6区分だったのが、2が2Aと2Bに分かれ、3Cも増設されて8区分になっています。

 私の場合は、SEN0でしたので、これまでだとステージ2、新分類だとT4aN0のステージ2Bということになります。まぁ、しばらくは混乱するかもしれませんねぇ。

がんサポート 2010年 08月号 [雑誌]


新分類は
←に載っていました。


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超音波検査 - UFTの肝臓への副作用 [胃ガン-胃全摘]

 昨日は、前に書いたとおり、平日だったのですが会社を休ませてもらって病院に行き、超音波(エコー)検査を受けてきました。
 結果は、肝臓の状態は明らかに良くなっているようで、前回の悪化の原因はやはり抗ガン剤の副作用だろうということでした。肝臓は良くはなっているが、まだ普通の状態に戻っているわけではないので、UFTやその系統のフッ化ピリミジン系の抗ガン剤は飲めないようです。
 で、どうするかですが、とりあえずこのまま抗ガン剤は飲まないで、経過観察をしていこうということになりました。前回の血液検査での腫瘍マーカーの値も変化はない(CEA:0.8、CA19-9:9)し、エコー検査でも肝臓、胆嚢以外は問題なく、転移ももちろん見られないということと、フッ化ピリミジン系以外に経口摂取できる抗ガン剤はなく、また、同系以外で術後補助療法として通常用いられる抗ガン剤もないということで、しょうがないようです。点滴までして、術後補助療法として一般に用いられていない抗ガン剤を投与する必要はないということです。
 しかし、術後補助療法が必要な人で、フッ化ピリミジン系の抗ガン剤の悪作用が出てしまう人はどうすればいいのでしょうか。先生も調べておくと言っておりましたが。
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血液検査 [胃ガン-胃全摘]

 昨日は4週間ごとに通っている主治医のところに予定通り行ってきました。
 今回は血液検査を行いました。前回、貧血ということで新しい薬を処方されていたのですが、赤血球数等の値は改善されていました。ビタミンB12は経口薬でも効果はあるようです。薬は引き続き処方されました。
 あと、現在、肝臓への副作用の可能性が見られたため、抗ガン剤の摂取を中止しているのですが、抗ガン剤と脂肪肝の関係を確認したいため、早めにもう一度エコーの検査をしたいということでした。土曜日は既に先のほうまで予約が一杯になっていて、平日に都合を付けて欲しいということで、29日の木曜日に検査の予約を取りました。平日も結構予約が埋まっていて、ほとんど選択肢がない状態でした。
 次のエコーの検査で、肝臓の状態が前回と変わっていなければ、抗ガン剤と脂肪肝は関係ないということで、抗ガン剤の摂取を再開する。その場合、脂肪肝については別途治療をするのか?
 肝臓の状態が改善されていれば、脂肪肝は抗ガン剤の副作用と考えられるので、同系統の抗ガン剤の投与はできないということになってしまう。量を調整する等で、肝臓の状態を見て折り合いを付けながら摂取していく方法もあるのか?
 いずれにしても、次回の結果次第なのですが、どっちのほうに転ぶのがいいのかよくわかりません。先生は、このまま抗ガン剤の摂取を止めてしまうということは避けたいようでした。やはり、抗ガン剤は摂取しなければならない状況のようです。
 次回、いろいろ考えることになりそうです。
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代替療法 [胃ガン-胃全摘]

 ガンを患っている方は、なんらかの代替療法、特にサプリメントやいわゆる健康食品について調べている方も多いと思います。
 私は、そういったものは怪しいものが多いし、効くとしても費用対効果の点を考えるとかなり問題があると思っているのですが、母親があちこちから話を聞いてきて、いろいろ薦められたりもします。これまで断ってきたのですが、抗ガン剤が副作用が出て服用中止になってしまったこともあり、母親もうるさいので、ちょっと試してみることにしました。まぁ心配してくれているというのはありがたいことなんですけれど。
 で、ものは何かというと、高麗人参濃縮茶というものです。ドロっとしたエキスなんですけど、まぁ気休めにしばらく飲んでみます。

 それ以外に、ガンになる前から摂っていたものとして、「母乳のチカラ」GliSODin(オキシカイン)があり、これらは継続して摂取しています。
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超音波検査→脂肪肝 & 貧血 [胃ガン-胃全摘]

 この前、通院したばかりですが、昨日は超音波検査の予約を入れてあったので、予定どおりまた病院に行ってきました。腹部の超音波(エコー)検査の場合は、朝食は食べられなくなります。

 結果ですが、肝臓が脂肪肝のような状態になっているとのことでした。前回3月のエコー検査でもその兆候が見られていたらしいのですが(それでお酒のこととかいろいろ聞かれたのか)、今回その状態が進んでいるらしく、たぶん抗ガン剤UFTの副作用だろうとのことでした。で、しばらく抗ガン剤の服用は中止して様子を見ようということになりました。血液検査の肝機能の数値はいまのところ正常です。

 あと、この前の血液検査で赤血球が少なく、やはりビタミンB12が欠乏しているとのことで、ビタミンB12と葉酸の経口薬を処方されました。
 胃を全摘した場合、ビタミンB12が吸収しにくくなることはわかっています。しかし、ビタミンB12は肝臓に蓄積されていて、その在庫がなくなると初めて貧血の症状が出てきて、それはだいたい胃全摘後3~5年後となっています。私の場合は、まだ手術後半年しか経っていないのですが、ちょっと早いですねぇ。脂肪肝の影響もあるのでしょうか。

 抗ガン剤が中止になり、ビタミンB12と葉酸が加わったので、現在処方されている薬は以下のようになります。


ガナトン錠50mg 1回1錠×1日3回
カモステート錠100mg 1回1錠×1日3回
メチコバール錠0.5mg 1回1錠×1日3回
フォリアミン錠5mg 1回1錠×1日2回
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毛髪の伸長 [胃ガン-胃全摘]

 私の飲んでいる抗ガン剤"UFT"は脱毛の副作用はないとされていて、実際毛髪の量は減っていないのですが、髪の毛の伸びるスピードが遅くなったような気がします。
 これまで、特に散髪する間隔は決めておらず、行きたくなったら行くという感じだったのですが、だいたい夏場は1カ月に一回、冬場は1カ月半に一回くらいのペースで散髪していました。都合がつかなくて床屋に行けず、2カ月間そのままにしておいたりすると鬱陶しくてしかたがないという状態になっていました。
 家計簿を確認してみると、昨年の12月18日、今年に入って2月17日、4月3日に床屋に行っています。
 12/18~2/17は、この間入院していて絶食期間もあったので、あまり髪は伸びなかったのでしょう。それでも2カ月目に床屋に行っています。2/17~4/3くらいがいつもの間隔です。抗ガン剤は飲んでいましたが、まだそれほど体の中に蓄積されておらず、影響が少なかったということでしょうか。
 で、その後、4/3から今日(6/17)まで2カ月以上経つのに、まだ、それほど髪の毛が気になりません。
 毛髪の伸長が遅くなるというのも副作用のひとつなんですかねぇ。抗ガン剤も長く飲んでいると体に蓄積されていって、いろいろと影響が出てくるみたいですし。まぁ、散髪する回数が減ることになるので、むしろありがたいともいえますが。
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発熱・その後 [胃ガン-胃全摘]

 今日は、医者の言われたとおりに病院(内科)を訪ねてきました。最初に診察があり、熱は下がっていること、痛みも大分治まっていることを伝え、その後、採血となりました。まず検査する項目を確認したかったようで、血算、血液像、CRPのみでいいですね、ということになりました。(ここの病院では、通常は診察の前に採血を行っています。)
 で、検査の結果は、白血球 25,480→8,200μl(基準値3,500-8,500μl)、好中球 86.6→60.4%(同40.0-70.0%)、リンパ球 7.6→27.2%(同20.0-50.0%)と正常範囲に戻っており、CRPも4.76→2.53mg/dl(同0-0.30mg/dl)と大きく減少しているので、大丈夫でしょうということでした。CRPは2日ほど遅れて数値に表れてくるので、数値よりも変化率のほうをみてくださいとのことでした。
 白血球やCRPが上昇する原因のひとつにガンも挙げられているので、普通の人なら発熱しても熱が下がって症状も治まれば終わりなのでしょうが、私の場合はこれらの値が元に戻るのを確認するまでフォローしなければならないようで、面倒くさい体になっています。
 あと、赤血球数が基準値を下回っていて、MCV等のデータからビタミンB12が欠乏している可能性が高いそうで、これは外科の先生と相談してくださいということでした。
 そして、熱のほうの薬を追加で処方してもらって、終了しました。
 まだ、基準値外の数値もいくつかありますが、原因も想定されていますので、とりあえずは、一安心というところです。
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発熱 [胃ガン-胃全摘]

 昨日は、朝はいつもと変わりなく会社に行ったのですが、夕方熱っぽくなり、家に帰って体温を計ったら39.5℃もありました。
 で、今日病院に行き、とりあえず最初にガンの主治医がいる外科に行きました。採血と胸部レントゲンを撮ったのですが、全身状態は問題ないが、白血球が異常に高くなっている(白血球 25,480μl、CRP 4.76mg/dl)とのことで、内科に回されました。また、調子が悪いときは抗ガン剤は飲まなくてもいいとのことでした。調子が悪いという基準がよくわかりませんが、少なくとも風邪薬等を飲んでいるときは抗ガン剤は控えたほうがいいのかなぁと思います。
 内科では、肺炎、気管支炎の兆候はないとのことでしたが、白血球が異常ということで、抗生剤の点滴を受けました。薬も処方され、白血球とCRPのフォローをしたいため、明後日の月曜日にまた来てくださいと言われてしまいました。月曜は会社を休まなくてはなりません。

 ガンになる前までは、多少熱が出ても市販薬でなんとかしていたのですが、今は抗ガン剤を飲んだりとかしているので、自力で直そうとするのは無理ですよねぇ。で、病院に行くとやはり大ごとになってしまいます。
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