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CT検査 & イリノテカン投与5回目 & … [胃がん再発転移]

 昨日は2週間ぶりにがんセンターに行き、CT検査等いろいろ行ってきました。CTは2ヶ月ぶりになります。
 普段は一人でがんセンターに行っているのですが、CT検査の結果次第で今後の治療方針も示されると思い、また、その後の予定もあったので、昨日は奥にも会社を休んでもらって一緒に行ってもらいました。

 いつものように採血を行い、CT撮影をした後、主治医の診察になりました。
 CTの結果は腹水が微増しており、残念ながら悪化の方向で、腫瘍マーカーもかなり上昇していました。体調は今のところ変化はないのですが、抗がん剤イリノテカンの投与でギリギリ踏ん張っている状態かなぁと先生は話しておりました。また、肝臓その他への転移は見られないとのことでした。
 血液検査の結果に問題はなく、重篤な副作用が出ていないということで、今回は多めの投与量であるこれまでの270mgよりさらに多くの300mgのイリノテカンの投与を受けました。この量は欧米人の投与基準量だそうです。私のBMI:17.8(肥満度:-19.1%)の体で大丈夫なのでしょうか? 

測定日  9/510/12 11/7 12/71/182/15正常値
CEA1.11.1 0.70.70.80.9   5.0ng/ml以下
CA19-9173275 81142 1593 5600   37U/ml以下
CA125205153 31434053   35U/ml以下

 その後、がんセンター内にある相談支援センターに寄ってから帰ってきました。
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インフルエンザ薬予防投与 [胃がん再発転移]

 一昨日の日曜日、長女(小学1年生)が38℃以上の熱を出し、そのまま下がらなかったので、昨日医者に連れて行きました。簡易検査の結果、インフルエンザA型陽性と出てしまいました。予防注射もちゃんと2回打っているのですが、罹ってしまうこともあるんですねぇ。熱の割に本人は元気なのですが、それは予防接種をしているからだろうとのことでした。
 長女以外は熱が出ている家族はいないのですが、医者の言うには、家族も感染している可能性が高く、予防的にインフルエンザ治療薬「タミフル」を飲んでおいてもいいのですが、どうしますかと聞かれました。で、私も予防接種は受けている(他の家族も全員受けている)のですが、罹ってしまうと厄介なので、もらってきました。
 先週の水曜日(6日前)に抗がん剤治療しているため、今日明日あたりが白血球が一番減少しているときだと思うので、本当に気を付けなければならないですよねぇ。
 タミフル75mgは予防的投与ということで、1日1回1カプセル、5日間飲み続けることになります。

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P.S.
 長女のクラスは今日(2/7火曜日)から3日間、インフルエンザによる欠席者が多いということで学級閉鎖になってしまいました。長女が罹ってしまうのもしょうがないことですね。


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イリノテカン投与4回目 [胃がん再発転移]

 昨日は2週間ぶりにがんセンターに行ってきました。

 いつものように採血を行った後、主治医の診察があり、血液検査の結果に問題はなく、予定通り抗がん剤イリノテカンの投与を行うということでした。今回も多めの270mgの投与となります。

 先生曰く、イリノテカンはかなり強い抗がん剤だそうで、なにか副作用が出ていないか聞かれました。(あまり副作用が出ていないのが不思議そうな感じでした。)
 で、投与した日の夜は体のあちこちがドキドキして眠れないことを言いました。それは、ステロイドを投与しているために脳が活性化しているからだと説明されましたが、これはイリノテカンの副作用ではなく一緒に投与している吐き気止め(デキサメタゾン)の影響ということですねぇ。しかし、デキサメタゾンはタキソールを投与したときシスプラチンを投与したときも一緒に投与しているのに、それらの時は眠れないような症状はなかったので、他の薬剤も影響しているはずです。
 一応、睡眠薬を処方してくれました。
 他に、投与後一週間くらいは少し体がだるいこと等も話しましたが、私としては、これまでの抗がん剤と比べて特に副作用がきついとは感じていません。私にとってこれまでで一番つらかったのは、ティーエスワン/シスプラチンでしたね。

 前回の採血時に測定した腫瘍マーカーの結果も聞きました。CA19-9が10倍以上に上昇していたのですが、いいのでしょうか。 

測定日  9/510/12 11/7 12/71/18正常値
CEA1.11.1 0.70.70.8   5.0ng/ml以下
CA19-9173275 81142 1593   37U/ml以下
CA125205153 314340   35U/ml以下

 新たに処方された薬
マイスリー錠5mg:睡眠導入剤。基本的には1回1錠だが、2錠までなら飲んでも良い。調剤薬局の薬剤師さんが言うには、布団にすぐ入れる状態にして、寝る直前に飲むようにとのことでした。
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追記
 イリノテカン投与当日の夜にマイスリー錠を飲んでみましたが、飲んだらすぐに眠りに落ちるということはありませんでした。体のあちこちがドキドキするということは感じませんでしたが、眠れない時間はありました。飲まないよりは飲んだほうが少しはマシという程度でしょうか。
 2日目以降は、もともと入眠に困ってはいなかったので、飲んでいません。
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イリノテカンの投与量 [胃がん再発転移]

 私は再発転移した胃がんのサードラインとして、抗がん剤イリノテカンを投与していますが、投与量が少し増えています
 標準的な投与量はどのくらいなのかとネットで見てみると、150mg/m2となっています。分母のm2は体表面積で、なぜか抗がん剤は体表面積当たりで投与量が決められるものが多いようです。点滴の指示書を見ると私の体表面積は1.50m2と書いてありましたので、計算すると当然のことですが、最初に投与した220mgが標準量となります。それが今は270mgになっています。
 また、同じページに「500mL以上の生理食塩液、ブドウ糖液又は電解質維持液に混和し、90分以上かけて点滴静注する」と書いてあり、私の場合、時間は90分かけていますが、250mLの生理食塩水と混ぜています。ということは、イリノテカンの濃度としては2倍濃い状態で点滴していることになります。
 結構、モディファイされているんですねぇ。

 体表面積は次の計算式で求めているようです。

体表面積(m2)=体重(kg)0.425×身長(cm)0.725×0.007184


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イリノテカン投与3回目 [胃がん再発転移]

 昨日は3週間ぶりにがんセンターに行き、3回目のイリノテカンの投与を行ってきました。通常は2週毎の投与なのですが、病院の都合(通院治療センターが混んでいる)で今回は3週間間隔が開いております。
 採血・採尿を行った後、主治医の診察があり、血液検査の結果に問題はなく、予定通りイリノテカンを投与することとなりました。前回は次の投与が3週間後になってしまうということで投与量を増やしたのですが、特に生活に不都合が生じるような副作用は出なかったため、今回も次の予定が2週間後なのに前回と同じ多めの量(270mg)を投与するということになりました。多めのほうが効果が期待できるとのことです。まぁそうでしょうけれど、案外適当なんですねぇ。もし前回の間隔が3週間でなかったら、今後も投与量は従来通りの量(220mg)のままだったでしょうし。
 腫瘍マーカーも測定していたのですが、結果が出るのは遅くなるということで、次回に聞くことになりました。
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遺伝子検査@イリノテカン投与 [胃がん再発転移]

 胃がん再発に伴う抗がん剤治療のサードラインとしてイリノテカンを用いていますが、この治療を始める前に遺伝子検査を行いました。これについて触れていなかったため、病院から頂いた資料を置いておきます。

 要するに、イリノテカンの活性本体(SN-38)を分解する酵素が普通に働く人は副作用(白血球減少など)が出にくいのに対し、10人に2人くらいの割合でその酵素活性が弱い人がいて、そういう人はSN-38が長期間体内に留まるため副作用が出やすくなるということです。その酵素を規定している遺伝子を検査することで、酵素活性を推定することができるため、遺伝子検査が行われます。
 この検査は、病気になりやすいかどうかの遺伝子を調べるものではありません。

 ちなみに、私は酵素活性が普通に働くタイプ(多数派のほう)でした。
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UDPグルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子多型検査に関する説明文書
UDPグルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子多型検査に関する説明文書
遺伝子多型と体質イリノテカンによる副作用と体質

「UDPグルクロン酸転移酵素(UGT1A1)遺伝子多型検査」に関する説明文書


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散髪 [胃がん再発転移]

 胃がん再発に伴う抗がん剤タキソールの治療が始まってから、どうせ副作用で脱毛してしまうのだろうからと床屋には行っていませんでした。その後、抗がん剤がイリノテカンに変わりましたが、イリノテカンにも脱毛の副作用はあるとされています。
 ところが、髪は大分減ったのですが完全には抜けておらず、特になぜか後ろの襟足のあたりはほとんど抜けていなくて、うっとうしくなってきてしまいました。
 で、先日病院に行った帰りに、久しぶりに床屋さんに寄ってきました。主に後ろと横を刈ったくらいでしたが、やはり、さっぱりしましたね。
 髪の量は少なくなっているし、一本一本も細くなっているので、髪を洗ってもすぐ乾き、その点は楽になりました。
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イリノテカン投与2回目 [胃がん再発転移]

 昨日は2回目のイリノテカンを投与するために、がんセンターに行ってきました。イリノテカンは2週間毎に点滴することになります。
 採血を行った後、主治医の診察があり、血液検査の結果は問題はないということでした。また、以前に行っていた遺伝子検査の結果がやっと出て、私はイリノテカンの副作用が出にくいタイプ(10人に8人くらいはこのタイプ)ということがわかりました。
 で、予定通りイリノテカン投与を行うことになったのですが、次回予定の2週間後が通院治療センターがいっぱいなので、3回目の投与はは3週間後にしてほしいとのことでした。そのため間隔が長くなるので、今回は前回よりも多めに薬剤を投与するということで、前回はイリノテカンを220mg投与したのですが、今回は270mgの投与となりました。また、前回投与時にお腹がグルグルしたということで、その予防として硫酸アトロピンも追加され、点滴した薬剤は前回より増えて次のようになりました。ただ、点滴時間は変わりませんでした。

アロキシ+デキサメタゾン+硫酸アトロピン吐き気止め50ml15分間
イリノテカン抗がん剤250ml90分間
生理食塩水 50ml15分間

 前回のイリノテカン投与後の副作用については、下痢や発熱等いろいろ言われていたのですが、そういった症状はほとんどありませんでした。7日目に少し体がだるくなったのが気になったくらいです。予め処方されていた薬もデカドロン錠以外は用いませんでした。
 今回もその程度で済んでくれれば助かるのですが、投与量が増えているので、どうなるでしょうか。
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家族面談@がん研究センター中央病院 [胃がん再発転移]

 先日、治療のためにがんセンターに行ったときに、主治医から家族の人にも私の現在の状況を話しておきたいと言われました。先生の外来担当でない日のほうがゆっくり時間が取れるということで、昨日時間をつくってもらい、行ってきました。
 入院治療していれば、家族が面会に来たときに医師や看護師から話をすることもできるのでしょうが、ここ3ヶ月ずっと外来で治療を行っていて、私1人で病院に通っていたので、わざわざ呼び出されるような形になってしまいました。で、どうせなら、みんな共通認識を持っておいてもらったほうがいいと思い、奥・私の両親・私の妹・私の計5人でがんセンターに行ったため、なんか大袈裟になってしまいました。

 で、どういう話になったかというと、
・完治は望めないこと
・現在、3つ目の抗がん剤(サードライン)を使っているが、後のラインになるほど使える期間が短くなることが多いこと
・この抗がん剤が効かなくなった後は、もう治療法がないこと
・その後、無治療から緩和治療になること
等のことを話されました。
 余命のことも触れられるかもと思っていたのですが、それはありませんでした。私が同席していたからかもしれませんが。
 今すぐ何かしなければならないということはないが、私の体が動けるうちに、いずれ来る時のことを考えておいたほうがよく、そういう話はなかなか切り出しにくいので、そのきっかけになればということで集まって話を聞いてもらったというようなことも何回か繰り返されていました。

 あと、いよいよの時、がんセンターではなく、家の近くの病院に移るのはありなのかと質問したところ、自宅のそばでというのが基本だそうでした。緩和治療のしっかりしている病院がいいのですが、痛みが出てから急に探しても、待たされることが多いので、これからいろいろ調べてくれるとのことです。で、がんセンターと近くの病院とを並行して受診して、スムーズに移行できるように考えてくれるようです。

 母親がもう少し落ち込むかと心配していたのですが、ある程度覚悟はしていたようで、それほどでもなかったのは助かりましたね。

 その後、みんなで築地の場外市場で食事をし、両親が車で来ていたため、車で家まで送ってもらいました。

 これから年末年始になり、時間もあるので、いろいろ話を進めていきたいと思います。
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心臓超音波検査 & イリノテカン投与 [胃がん再発転移]

 昨日はイリノテカンを投与するために、がんセンターに行ってきました。
 採血・採尿を行った後、心電図と心臓超音波検査(心エコー)を行いました。これは、この前まで治験(タキソール+血管新生阻害剤)を行っていたので、この薬剤の影響がなくなっているか確認するために行ったものです。
 その後、治験コーディネーターの方とも話をし、治験が終了したということでQOL調査も行いました。

 主治医の診察では、心臓の検査、血液検査の結果は問題はないということでした。先週行った遺伝子検査の結果はまだ出ていませんでしたが、予定通りイリノテカンの点滴治療を行うことになりました。また、この治療に関連して、下記のような薬も処方されました。

 イリノテカンも外来での投与となり、2時間ほどの点滴になります。点滴中の副作用として、のどが渇く、体が熱くなり発汗する、腸がぐるぐるする等いろいろ説明されました。実際は、のどの渇きは感じませんでしたが、手のひらが少し汗ばむ感じがし、腸は点滴の終了頃から夕食後くらいまでぐるぐるしていました。しかし、それほど酷いものではなかったので助かりました。これらの副作用は1回目だけのようです。
 投与後5日目くらいから現れる遅発性の副作用についても、いろいろあると脅されています。
 点滴後の経口薬を渡されるのも初めてですし、これまでの抗がん剤よりは副作用は大きいようです。

 点滴投与した薬剤は次の通りになります。
アロキシ+デキサメタゾン吐き気止め50ml15分間
イリノテカン抗がん剤250ml90分間
生理食塩水 50ml15分間

 イリノテカン投与に関連して処方された薬は次の通りになります。
デカドロン錠0.5mg:吐き気止め。点滴の翌日と翌々日の朝食・昼食後、計4回、4錠ずつ服用。
シプロフロキサシン錠200mg「タナベ」:抗生物質。点滴してから1週間後くらいに38℃以上熱が出た場合に毎食後1錠服用する。飲み始めたら処方された全量(7日分)を全部飲みきる。(点滴直後の発熱には用いない。その場合は医師に相談する。)
ロペミンカプセル1mg:下痢止め。水溶性便が出た場合に1錠服用する。2時間以上間隔を開ければ、何回服用してもよい。ただし、予防的に飲むのはダメで、症状が出てから服用しなければいけないらしい。(ロペミンは以前にも処方されたことがあります。)
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